1983年、「ホイールは鋳造」という常識を覆した量産型鍛造アルミホイール。1992年、不可能を可能にした世界初のF-1用マグネシウム鍛造ホイール。そして、2011年、世界で初めて商品化に成功した超超ジュラルミン鍛造ホイール。
どこにも真似できない技術と品質で挑み、今やオーダーメイドにも応えるほどの技術力で、世界最高峰のホイールを作り続けているBBSジャパン。その挑戦には、常にあきらめない精神と、積み上げられたものづくりへのこだわりがあります。本企画展示では、見る・聞く・体感する-五感で感じる"ものづくりのこだわり"を通じ、皆様にものづくりの未来を感じていただきます。
工作機械の精度を支える「キサゲ」とは、ノミ状の工具を使用して鋳物の表面を削り取り、超高精度に仕上げる手作業のことです。現在、キサゲ職人が減少する一方で、キサゲを積極的に取り入れているメーカーも少なくありません。また、腰を曲げコツコツ気が遠くなるこの作業に興味を持ち、その職人技に憧れ、匠の元での修行に挑戦する若い職人がいるのも事実です。
本企画展示では、「ローテク/ハイテク」という概念を超えた「ウルトラ・ハンドテクノロジー」とも言うべき"きさげ" にスポットを当て、ものづくりの真髄や醍醐味、素晴らしさを再確認いただきます。