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11月5日(火)
11月6日(水)
11月7日(木)
11月8日(金)
11月9日(土)
11月10日(日)
ダイキャストの未来が変わる、金属AM金型が変える
アルミダイキャスト金型への金属AM技術適用の現在地として、当社の一貫内製体制とこれまでの成功・失敗事例の紹介。また「金型設計におけるAMの標準仕様化」を目指し、取り組んでいる3つのプロジェクトについて紹介する。
大型のMetal Powder Bed Fusion Printer導入の課題について
The metal powder bed fusion marketは、ここ数年で成長率が鈍化し、5年前の半分程度にまで落ち込んでいる。この市場は、新しいサイズレンジの追加とマルチレーザーシステムへのシフトによって変化している。大型フレーム市場(350mm以上)は成長が遅れているが、大きな可能性を秘めている。我々の観察によると、潜在的な新規参入企業は、このカテゴリーのプリンターを採用するコストとリスクによって足踏みしている。このプレゼンテーションでは、導入にかかる主なコストとリスクを明らかにする。これらは、新しいビジネスモデル、柔軟なシステム、コンサルティング/技術サポートによって軽減することができ、導入の痛みを和らげ、業界を再び高い成長曲線に乗せることができる。
AM部品の熱機械シミュレーションのためのマルチグリッドモデリングアプローチ
積層造形(AM)部品は、塑性変形に起因する残留応力による不具合(歪み、亀裂、リコータージャムなど)に頻繁に遭遇する。既存のFEAモデルは、このような不具合を予測・回避することができるが、精度に限界があり、最新のAM部品のサイズや複雑さには対応できない。本発表では、熱機械AMプロセスシミュレーションに対する新しいマルチグリッドモデリング(MGM)アプローチを紹介し、精度とスケーラビリティの課題を同時に解決する。MGMは、一連の中間グリッド上で過渡FEA問題を解き、各グリッドの解を組み合わせて高精度の微細グリッド解を形成する。
産業用X線CTによるSoftware-defined inspection
製造業は、製品をより早く、より高品質に、より低コストで提供しなければならないという大きなプレッシャーにさらされている。 このプレゼンテーションでは、Lumafieldの共同設立者兼製品責任者であるAndreas Bastianが、工業用X線CTがどのようにしてエンジニアに前例のない製品情報を提供するかを紹介する。 産業用X線CT技術は、数十年前から利用可能であったが、幅広い用途で費用対効果が高まったのはここ2年ほどのことであり、さらに最近では、大量生産環境におけるインライン検査ソリューションとして稼働できる生産規模の技術となっている。
循環型経済のための持続可能な製造
Continuum Powdersは、資源効率と廃棄物の最小化に焦点を当て、循環型経済へのシフトの最前線にいる。このプレゼンテーションでは、循環型経済の主要な概念、リサイクル原料やエネルギー効率の高いプロセスを通じてContinuumがどのように持続可能性を統合しているか、そして高度な製造のための革新的な粉末技術について説明する。また、廃棄物削減戦略やライフサイクルの延長について、航空宇宙や自動車などの産業における実際のアプリケーションを交えて紹介する。参加者は、持続可能な製造が環境に配慮した経済への移行をどのように推進するかを学ぶことができる。
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次世代型産業用3Dプリンタ開発と今後の展開
-レーザビーム方式-
次世代型産業用3Dプリンタ開発プロジェクトの成果と課題に加えて、レーザビーム粉末床溶融方式における粉末のリコート及び溶融凝固現象並びにモニタリング・フィードバック技術の開発についても紹介する。
電子ビーム方式における研究開発
TRAFAMにおける電子ビーム方式での研究開発プロジェクトの1期目および2期目の研究開発成果について概説する。さらに、これらの成果を踏まえて電子ビーム積層造形技術の将来展望について述べる。
素形材産業を巡る動向とAMへの期待
世界の産業構造が変革する中、日本のものづくりの基盤である素形材産業の対応力強化は欠かせない。素形材全体を見渡し、その中での金属積層造形の役割と未来の可能性についてお話しする。
国産砂型3Dプリンタ「SCM-1800」による一般産業機械用の部品製作への適用
一般産業機械である排水用ポンプ部品について、砂型積層造形の製品実用化例を紹介する。また、従来造形(木型など)と砂型積層造形を比較し、砂型積層造形のメリット・実用化するためのポイント、今後の普及について、説明する。
質疑応答対応者
株式会社鶴見製作所 生産技術部 執行役員部長 高尾 考一 氏
砂型3Dプリンタ「SCM-800Ⅱ」の活用事例
弊社は試作・小ロット量産の鋳造品製造を業務としている。
頻繁に変わる製品設計や少量多品種なニーズが多い中で、シーメット社製の砂型3Dプリンタ「SCM-800Ⅱ」を有効活用している。
その実務活用した改善や実績事例を講演する。
未来のものづくりを拓く!最新大型金属3Dプリンタ適用技術とプラント・産業機械へのAM実装
近年急速に普及する大型金属3Dプリンタ(DED方式)適用技術を徹底解説。部分造形や部品補修等具体的な適用事例を紹介しながら実装のポイント、課題克服方法 について説明する。
電子ビーム金属3Dプリンタによる銅3D造形開発と誘導加熱コイル製造への応用
粉末床溶融結合方式による銅3D造形は、高いエネルギー吸収の電子ビームの熱源を必要とする。本講演では当社における電子ビーム金属3Dプリンタを用いた銅3D造形開発ならびに、高周波焼入れ加工で用いられる誘導加熱コイル製造への応用例について紹介する。
【総合討論】 「ここまで来た!国産3Dプリンタの社会実装」
《モデレータ》 | TRAFAM/近畿大学 理事長/名誉教授 京極 秀樹 氏 |
《パネリスト》 | 各発表者 |
Additive manufacturingの課題に欧米はどう取り組んでいるか
Additive manufacturingは、非常に魅力的な能力を大量に提供するが、採用には多くの課題があった。機械性能の向上、経済的障壁の低減、より広範な技術のエコシステムを通じて、欧米は日本企業が採用を検討する際に直面している多くの課題に対処しようと努力している。この国際的な専門家によるパネルディスカッションでは、これらのトピックに関する見識を共有し、参加者は積層造形の将来について明るい展望を持つことができるだろう。
ロボット・自動化技術とAMのベストプラクティス
製造業にとって自動化は避けては通れない重要な課題になりつつある。
年間200社以上を取材する3Dプリンターの専門メディアShareLab(シェアラボ)がロボットや自働化に取り組む先進事例を紹介しながら、ロボット導入や自働化に取り組む際に3Dプリンターがどのように活用されているか紹介する。
事業としてのAM量産
技術力だけを追求しても利益が出ない悩みや、単発の試作受注のみで継続的な利益が生まれないという問題はAMの事業化がカギとなる。
技術力を事業化し、持続可能な利益を得るためには、量産の受注を獲得することが合理的である。
量産に不可欠な、品質マネジメントシステムを前提とした品質保証システムの概要についてもお話しする。
~DED方式AM装置5社の特徴や違い事例をリレー方式バトルトーク~
司会
ご挨拶
DMG森精機のAM最新技術及びAM量産部品のご紹介
DMG森精機ではDED方式とSLM方式の2種類の金属積層造形技術を提供している。またAM技術を活用し工作機械や自動化システムの標準部品を生産している。本講演では最新技術およびAM量産部品について紹介する。
ワイヤー方式DED金属3Dプリンターによる先進AMソリューションのご紹介
高速造形可能な米ADDiTEC社Laser WireDED方式「AMDROiD」、更に大型造形が可能となる独GEFERTEC社WAAM方式「arc80X」など最新型装置と関連商材を、造形事例を交えながら紹介する。
DED方式3D金属積層装置LAMDAの最新技術動向
DED方式の3D金属積層造形装置LAMDAの最新技術、積層物の酸化を防止するローカルシールドと、造形の安定化を図るモニタリングフィードバックについて詳しく説明する。また、これらの技術を用いた造形事例も併せて紹介する。
ワイヤ・レーザ金属3DプリンタAZ600を用いた未来のものづくり
三菱電機独自の制御機能を搭載したワイヤ・レーザDED方式金属3DプリンタAZ600は、新たな可能性を切り開く。高機能化、高効率化、カーボンニュートラルなど、未来のものづくりについて、最近追加された新機能や積層造形の事例を交えながら紹介する。
精密DEDシステム[ALPION]およびその応用事例の紹介
精密積層造形を得意とするマルチビーム方式を搭載した精密DEDシステム「ALPION」について、その高効率な積層造形の特長と、部品補修やコーティングなどの応用事例を紹介する。
金属AMの補修技術としての応用と課題
持続可能な社会を目指す上で,金属AMは補修技術としての応用が期待される.本講演では,金属AMの補修技術として応用する際の材料とプロセスの課題について解説し,産総研での取り組みを紹介する。
金属加工業とAMのベストプラクティス
年間200社以上を取材する3Dプリンターの専門メディアShareLab(シェアラボ)が金属加工業にとってAM技術はどんな位置づけなのかを具体的事例と共に紹介する。
多様化する3Dプリンター、材料を2024年11月現在の最新情報と国内の実践事例を取り上げながら課題別の活用方法を具体的に見える化していく。
いまさら聞けない3Dプリンターの基礎知識
樹脂3Dプリンターの基本的な技術の解説を行う。 さらに3Dプリンターの各方式と使用できる材料の関係に関して解説する。 なぜ簡易なFDM(MEX)ではPLAはうまく造形できるのにABSだと失敗するのか? など普段3Dプリンターを使っていて感じるこれらの疑問にお答えする。
グローバルな視点から見るAM/3Dプリンティングの最新動向
日本3Dプリンティング産業技術協会では、毎年、海外展示会への参加や研究機関・先端企業訪問を継続的に実施しAdditive Manufacturing/3Dプリンタの技術面に加えビジネス面での動向調査を行っている。これらの調査をもとに最新動向を報告する。
司会
金属3Dプリンターの活用事例 ~アルミダイカスト金型~
金属粉末積層造形を用い3次元的な冷却回路を設置することで、冷却能力を向上し、かつ、冷却強化・冷却緩和の両要求を叶える金型を開発した。量産工程で累計2600万ショット以上(2024/7末時点)鋳造した中での課題とその対策について紹介する。
マルチレーザーAM装置によるダイカスト向け金型部品の製造および今後の展開
2022年にEOS M300-4を日本初導入し、マルチレーザー造形技術を用いて年間数百個のAM金型部品を製作している。そこで培った技術と課題、最新技術を使った今後の展開について紹介する。
ギガキャストの技術動向とダイカスト技術
自動車の電動化が進む中、ダイカスト製品のニーズが変化している。 従来は変速器などのケース・カバー類が主な使用用途であったが、材料・金型・鋳造の技術の向上により、ボディシャシーへの適用も可能となり、その採用が増えてきている。 その中で、リアアンダーボディへの採用から始まった大型一体ダイカスト(ギガキャスト)の技術動向や技術課題、当社におけるギガキャスト機導入の取り組みを紹介する。
DED方式×5軸を用いた金型補修・技術開発への取組み
フジは創業から50年、4000型以上の製造実績を持ち、その中で培った溶接技術と加工ノウハウを基に、2022年にDED方式の金属AMを導入した。この装置を活かした実用的な金型補修や技術開発への具体的な取り組みを紹介する。
「Additive Manufacturingが拓くものづくりの新境地:常識に囚われない挑戦」
Additive Manufacturingの現状、革新、実践応用について議論し、成功例や導入課題を共有。事前質問を通じ、企業のAM技術導入戦略や未来展望を探る。
本パネルディスカッションでは、事前質問受付を実施します。詳細は、聴講お申込み後に送付される「JIMTOF2024講演会・セミナー聴講申込受付完了」メールにてご案内ください。
ファシリテーター:
株式会社金型新聞社 営業部長 山本 佳宏 氏
株式会社バリュー・ファインダー 代表取締役 小柳 宏文 氏
パネリスト:
株式会社豊田自動織機 生技開発センター 生技開発室 CSプロジェクト
兼コンプレッサ事業部 アルミ技術部 PL 佐藤 良輔 氏
株式会社キャステック 生産技術課 AM班 班長 細渕 夏未 氏
リョービ株式会社 ダイカスト研究開発部 参与 神 重傑 氏
株式会社フジ AM技術部 部長 吉田 夏樹 氏
株式会社日本精機 常務取締役 松原 雅人 氏